学校の概要

 本校の学区は、岡山県北西部にある新見市のほぼ中央に位置する。緩やかな山間を流れる明智川(高尾谷川:県内の三大河川の一つ高梁川の支流)に沿って家並みが続き、ゆったりした雰囲気が学区を包んでいる。地域の人々の努力のおかげで水の美しさが保たれ、毎年6月頃になると、明智川に無数の蛍が飛び交う。この澄んだ水を使って、古くから盛んに和紙が作られてきた地域である。

 学区の世帯数は約450世帯で、人口は約1,200人、そのうち児童のいる世帯は33世帯である。学区は、明智川の上流まで続いていて人家も点在しているが、児童のいる世帯は、学校を中心にした半径1キロメートルの円内に収まる。

 平成10年春に、近くに介護老人保健施設が開設されたのをきっかけに、児童は、地域の諸施設や団体と積極的に交流を重ねている。

 平成22年より総務省「地域雇用創造ICTプロジェクト事業」を受けて、各教室にIWB(電子黒板)と児童全員にタブレット端末が、配備された。

 平成29年度より、学校運営協議会制度を導入し、運用を始めた。

 令和3年度、GIGAスクール構想により、一人1台ずつタブレット端末が配備された。

 令和6年度、3・4年生が、複式学級になる。

 

学校長の挨拶

 本校は、昭和52年4月、新見市立思誠小学校から独立した学校です。中国自動車道新見インターチェンジの南に位置し、国道180号線沿いの市街地にあります。校地には、本校のシンボルとなっている新見市指定文化財の「早乙女岩(頌徳岩)」や校章のデザインの元になった見事な枝振りの桜があります。

 本校は、平成22年度に総務省による「地域雇用創造ICT絆プロジェクト」事業のモデル校指定を受け、現在に至るまでICT教育の研究推進やその発展に努めています。1年生から6年生まで全員が、日々いろいろな教科・領域で、タブレット端末を活用した授業を受けています。ICT教育によって、これまでの学習スタイルを変えて、新しい学びの姿を創り出そうと考え、職員一同日々努力を重ねています。また、保護者や学区住民の皆様は、学校教育に対して大変協力的で、高尾学区連合町内会や高尾公民館など多くの団体のご協力により、様々な体験活動の機会を提供していただいています。

 このような恵まれた教育環境の下、本校では、「のびのび きびきび ほのぼの」とした高尾っ子の育成を目指し、教育を推進しています。高尾のよさを知り、高尾の人に愛され、高尾のことをもっと好きになる児童を育てています。地域の宝たる子どもたちの教育のため、保護者、地域の皆様はもちろん、より多くの皆様のご支援を賜りますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。 

                        新見市立高尾小学校長